1966年、アンリとフランソワーズ・レヴェック夫妻がこの地で2ヘクタールの畑を購入するところから物語は始まります。それ以降、畑の改良や設備投資を行い、1985年にはボルドーで最高品質を産出する生産者の証しでもある、格付けシャトーを中心とした組合『ユニオン・デ・グラン・クリュ・ド・ボ
ルドー』に加盟するまでになりました。また1988年にはボルドーでは行われていなかった白ワインをオ ーク樽で発酵、熟成、澱引きするという、いわゆる当時の「ブルゴーニュ的
」技術をシャントグリーヴに導入しました。それが今回ご紹介する上級キュヴェ『キュヴェ・カロリーヌ』が誕生した瞬間です。 現在は娘のマリーが加わり環境整備にも取り組みHVE認証(環境価値重視)レベル3を2017
年に取得しました。そして2024年4月には最高レベル、4に認定されました。 ゼロからスタートした両親の思いを受け継ぎながら持続可能で良質なワインを作り続けています。 |