ソミュ―ルの南、ドゥーセーヴル県のオワロン村に位 置するレ・テール ブランシュ。現当主のブノワ・ブレが、前のオーナーから引き継ぎ、この地に移ったのが2004年、ブノワが30歳の時でした。
醸造所や事務所に手を加え、畑内の上質な白泥灰土質の小丘「(Terres blanche)白い土地」からドメーヌ名を名付けました。
のどかな田園風景が続くこの地域で造られるワインは、Vin de Thouarsais(ヴァン・ドゥ・トゥアルセ)と呼ばれ、 VDQSに格付けされています。
気候は温暖で降水量600mm以下と乾燥しているため病虫害も少なく、保水力の高い粘土質、石灰質、泥灰土などの土壌に恵まれています。
数区画に分かれる畑の面積は8.5ha、2008年からはビオディナミ農法を実践しています。
農夫であった父と小さなフォームに居住し自給自足を行っていたブレ家。
ブノワはなんと三つ子の兄弟の真ん中、 幼き頃から兄弟と一緒に畑仕事を手伝っていたため、農薬を使用しないことの大切さや食べ物が生まれる軌跡を目の当たりにしてきました。 |