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イタリア/ローマ |
Terracanta
テッラカンタ 自然派 インポーター:VIVIT |
1986 年からビオディナミでブドウとオリーヴオイル、キウイを栽培してきた農園で、畑は古代の火山の噴火でできたカルデラ湖であるアルバーナ湖の麓から海岸に向かって緩やかに傾斜している渓谷に位置しています。ワインに豊かなミネラルと風味を与えてくれる土壌で、樹齢60年の
ブドウ木は、祖父がブドウ栽培を始めた 1959 年からずっと灌漑なしで栽培されてきました。 |
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これまで農園には醸造設備はなく、栽培したブドウは全て他のワインの造り手に売却し ていました。しかし、ナチュラルワインに対して強い情熱を持っていたカルロと妻のルチアが
2019 年に農園に参画。二人はナチュラルワインを造るためのカンティーナ、“テッラカンタ”を 設立。醸造所も新設し2020ヴィンテージからナチュラルワイン造りを始めたのです。まだ新興のカンティーナですが、すでにローマとローマ近郊のレストランやワインバー、ワインショップで
大人気を博しています。 |
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★Vallecaia 2022
ヴァッレカイア 2022 |
品種:マルヴァジーア・ディ・カンディア 50%、マルヴァジーア・デル・ラツィオ 50%
手摘みで収穫したブドウを完全に除梗して圧搾。地中に埋めたテラコッタ製のアンフォラで野生酵母のみで品種毎別々に自発的に発酵。酵素や酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造。
その後、引き続きアンフォラで自発的なマロ発酵と熟成。瓶詰め前にブレンドして、無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。
SO2 はボトリング時に必要最小限のみ添加。
総生産量 3,860 本。アルコール度数 12 度。 2024 年 5 月時点の SO2 トータルは 38mg/l。
2025/7/28 VIVITさんの試飲会にて
オレンジのような果実味が豊かで複雑な味わいを感じます。キレのある酸は穏やかになり、益々美味しくなっています。
2024/8/25 VIVITさんの試飲会にて
しっかりとした果実味、オレンジやマンゴのような味わいとキレのある酸味。余韻が永く心地よいです。 |

20597 |
¥3,980(税込\4,378)
本
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★Angelina 2022
アンジェリーナ 2022 (オレンジワイン) |
品種:トレッビアーノ 100%
手摘みで収穫したブドウのうち 50%は果皮とともに、残りの 50%はダイレクトプレス して、別々に、地中に埋めたテラコッタ製のアンフォラで野生酵母のみで自発的に発酵。酵素や酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸
造。引き続きアンフォラで自発的なマロ発酵と熟成。瓶詰め前にブレンドして、無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。SO2 はボトリング時に必要最小限のみ添加。
総生産量3,620本。アルコール度数は 11.5度。2024 年 5 月時点の SO2 トータルは 38mg/l。
2025/7/28 VIVITさんの試飲会にて
口当たりは柔らかくみかんのような味わい。
2024/8/25 VIVITさんの試飲会にて
オレンジがかった黄色。果実味がしっかりと感じみかんのような味わいとタンニンとのバランスが美味しい。 |

20596 |
¥3,980(税込\4,378)
本
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★Nina 2022
ニーナ 2022 (泡) |
品種:トレッビアーノ 80%、マルヴァジーア・ディ・カンディア 20%
手摘みで収穫したブドウを完全に除梗して圧搾。地中に埋めたテラコッタ製のアンフォラで野生酵母のみで品種毎別々に自発的に発酵。酵素や酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造。その後、引き続きアンフォラで自発的なマロ発酵と熟成。瓶詰め前にブレンドして、無清澄、ノンフィルターで瓶詰めし、
収穫時にすぐに冷却して保存しておいたマストの一部を、リキュール・ド・ティラージュとして 添加して瓶内二次発酵を行う。ブドウ果汁以外の糖分や酵母の添加は一切なく、濾過もデゴルジュマンも行わないナチュラルなアプローチで造られたフリッツァンテ。SO2
はボトリン グ時に必要最小限のみ添加。
総生産量10,000本。アルコール度数は11.5度。2024年5月時点のSO2トータルは37mg/l。 ガス圧 1.9 気圧。
2025/7/28 VIVITさんの試飲会にて
フレッシュで柔らかな泡。厚みがあって、ミネラリー。
2024/8/25 VIVITさんの試飲会にて
たっぷりの泡。甘酸っぱさとマンゴーや柑橘系の味わいとミネラルや心地よい酸味が美味しい。 |

20595 |
¥3,980(税込\4,378)
本
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イタリア/ ヴェネト |
Le Coste di Gian Marco Antonuzi
レ・コステ・ディ・ジャン・マルコ・アントヌツィ
自然派 インポーター:エヴィーノ |
2004年、ジャンマルコ アントヌツィはラツィオ北部のボルセーナ湖半にてブドウ樹 の栽培、ワイン醸造を開始。彼の考え方は非常にシンプル、かつ合理的。自分の造りたいワイン、 そこに到達するために何が必要なのか?多くの素晴らしい造り手のもとで働き、知識・経験を持ちます。 |
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祖父の持っていたグラードリのぶどう畑を 起点にLe Costeの畑を開始。フランコ ピエーデ(台木を使わずに自根にて)から薬品など一切を排除した栽培を。知識や技術に傾倒しない、
感性に任せた醸造を。そしてそこに「どんなものを造りたいか?」という彼の考える「到達点」。そしてそこに辿り着くために必要な手段。結果、いつも挑戦につながる、いわば全く妥協のない彼の信念。
だからこそ毎回楽しませてくれる、常に想像の2~3歩先をゆく造り手です。 |
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★Le primeur 2022
プリムール 2022 |
品種:アレアティコ100%
収穫したブドウは除梗せず、外気に触れないカーボ ニックマセレーションにて10日程度、圧搾後モストだけの状態で約1か月、 醗酵が終わるのを待つ。2022年は雹&暴風雨の影響で軽やかさを感じる
ヴィンテージ。バラやイチゴのようなフレッシュでいて香り高く、繊細でスムーズに広がる柔らかい口当たり。果実的でながらジューシーで繊細、柔らかさや飲み心地の良さには驚かされます。
マルタとカミッラ、2人の愛娘の成長を描き続けてきたエチケットのプリムール。
2022年は暴風雨の影響もあって収穫を急いだヴィンテージでした。そのため、ジャンマルコは果皮の成熟という点では「軽いヴィンテージ」 と話しています。
例年よりも果皮とのマセレーション(果皮浸漬)も短くし、ブドウの特性に合わせた醸造を行ったといいます。それでも猛暑だった2022らしい力強い果実とヴォリュームを感じる味わい。リリースより2年が経過し、その味わいは熟成によってさらに素晴らしいものになっていました!果実味と酸、そしてタンニンのバランスが良く、柔らかく飲み心地の良さが堪りません。濃度や強さというより、繊細でエレガントに変化したプリムール。 |

18751 |
¥4,900(税込\5,390)
本
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★Pizzicante Bianco 2021
ピッズィカンテ ビアンコ 2021 |
品種:モスカート ジャッロ100%、
樹齢10~20年。
合わせて直接プレスし果汁のみで醗酵。醗酵が終わりきる前にボトル詰めを行い、瓶内で醗酵を終える。 そのままオリの上で12か月、その後スボッカトゥーラ(オリ抜き)を行いさらに
12か月の熟成。ブドウ由来のフルーツを前面に感じる味わい。
その名の通り、「弾けるような飲み心地」が魅力の微発泡、ピッズィカンテ。今年も暑い季節にぴったり のこの一本が、リトロッツォと同様、現地カンティーナに残っていた分が再入荷いたしました!
ピッツィカンテはその見た目に反して、ブドウの選定からリリースまで、徹底したこだわりが詰まっています。厳選されたブドウのクオリティはもちろん、フリーランジュースの使用、原酒と瓶内での長い熟成期間、そして瓶内再醗酵時の酵母無添加。さらにスボッカトゥーラ(澱抜き)まで行うという、ジャンマルコらしからぬ誠実に造られたワイン。昨年リリース時でさえ、収穫から4年という時間をかけていたピッツィカンテ。さらに1年を経たことで、そのクオリティは間違いなく皆様にご満足いただけると確信しております。
2021年の恵まれた天候を反映し、モスカート由来のアロマとヴォリュームを強く感じる豊かな味わいです。 |

20987 |
¥3,880(税込\5,390)
本
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★VdT PNT 2017
ヴィノ・ダ・タヴォラ・ロッソ・ピー・エヌ・ティー2017 |
品種:ピノ・ノワール100% 2009年植樹。
標高480mlに植えた0.8haの畑。
アルザスの造り手より譲り受けたピノ ノワールを セレクション マッサールにて植樹。 除梗せず木樽にて約3週間のマセレーション。 木樽にて12か月、ボトル詰めの後36か月の熟成。 猛暑と乾燥の2017、 果皮の成熟と香りは暑い年特有でありながら、 香りや味わいの複雑さ、 そしてその奥行きの深さ、 そこに果皮の熟れた香り、 香ばしさが共存したピノ。 価格に見合う価値を感じていただけるワインです。 |
19295 |
¥16,600(税込\18,260)
本
数が少ないので申し訳ございませんが
お一人さま1本で、ご購入条件の付いていない
他のワインもお買い求め下さい。 |
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★Rosso 2019
ロッソ 2019 マグナム |
マグナム瓶は750ml瓶より絶対に美味しいに違いありません。 |
20113
1500ml |
¥8,300(税込\9,130)
本
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イタリア/フリウリ |
Damijan Podversic
ダミアン・ポドヴェルシッチ インポーター:エヴィーノ |
ダミアンにとっての始まり、すべては無き父の存在だといえる。2haのブドウ畑で栽培したブドウでワインを造り自分のオステリアで出す父。オステリアの仕事より畑仕事が大好きであった父に連れられ、幼いころから栽培や醸造にのめり込んでいたダミアン。
1985年当時、フリウリのワイン造りに一石を投じたヨスコの元には、多くの熱意ある造り手が集まっていた時期。父に連れられ、当時17歳のダミアンは、ここで多くの経験をすることとなる。 |
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ダミアン曰く、「技術的なことだけでなく、より内面的な部分で学ぶことがたくさんあった」という。徐々に自身の進む道を定め1998年に高樹齢の畑(Monte Calvario)を手に入れ本格的に栽培・醸造を開始。 畑では年により必要最小限の銅と硫黄物を使うのみで、一切の肥料、薬品類を使用しない。 さらには土壌の耕転さえも行わない。春から夏にかけての徹底した除葉と摘房、果実の収量制限を行う。 また、収穫に至っては樹上に極限まで残し熟成を促す。コッリオ周辺特有の湿度の高さは、一定の条件を満たすことで、ボトリティス ノービレ(貴腐)の恩恵を受けた白ブドウを収穫。畑での徹底的な追及と作業量の多さ(過酷さ)はどんな造り手にも引けを取らないだろう。 貴腐化した果実を含むため、非常に厳しい選果を行ってから除梗。 縦型の開放式大樽の中にてマセレーション(果皮の浸漬)を行いつつ、野生酵母にて醗酵。日々のパンチングダウン (浮き上がった果帽を突き崩す)を繰り返し、60~90日に及ぶ醗酵の後に圧搾。圧搾後、大樽にて36か月、瓶詰め後12か月の熟成を行う。モンテカルヴァリオの持つ強烈なミネラル感、完熟した豊かな果実、そして全く失われることのない骨太な酸、ここにボトリティスの恩恵を受けた彼のワインは、豊かさと旨みはもちろんの事、他のいかなるワインとも異なる個性を持つ。 |
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★Malvasia 2019
マルヴァージア 2019 |
品種:マルヴァジーア イストゥリアーナ100%。
果皮も厚く、強いアロマを持ったマルヴァジーア イストゥリアーナ。アロマティックで糖度が上がりやすいブドウですが、近年の彼のマルヴァジーアは、繊細さや複雑さも兼ね備えたバランスの良さを感じます。日照に恵まれた2019ですが、。糖度だけ上がるのではなく、果皮、種子の熟成、特に収穫前の気温差、乾燥による果皮の成熟、フェノールの熟成も見られた年。ヴォリュームや果実味だけでなく、香りの複雑さ、
奥行き、そして全体を支える力強い酸を感じる素晴らしい味わいとなっています。
2024/10/9 エヴィーノさんの試飲会にて
黄色味の強い色あいです。
ボリューム感とスパイシーさ、エレガントさ、綺麗な味わいは以前の圧倒的なボリューム感からスマートで洗練された味わいとなっています。 |

19281
在庫 2本 |
¥6,830(税込\7,513)
本
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★Ribolla Gialla 2019
リボッラ ジャッラ 2019 |
品種:リボッラ ジャッラ100%。 樹齢 20~40 年
以前ダミアンが語っていた言葉ですが、「ヴィンテージの特徴は1年間の気候に左右されるものではない、収穫前1カ月間の気候(気温 差、雨、日照)によって色付けされる」。2019年は一般的にはそれほど暑くなく、バランスの取れたヴィンテージですが、収穫前の1カ月は日照に恵まれ非常に乾燥していたことで、果皮が成熟しフェノールの熟成がよく見られた年。その分湿度が上がらず、貴腐の影響があまり見られなかった年でもあります。ダミアン曰く、「貴腐の多いヴィンテージは複雑さ、奥行きを強く感じる。対照的に貴腐が少なく日照に恵まれたヴィンテージは、果実の成熟・凝縮が強く、表情豊かで、ポジティヴさを持つ。」、相反しつつも、それぞれ異なった魅力を持っているダミアンの
ワイン。彼が栽培するブドウの中で、最も収穫の遅いリボッラ ジャッラ。8月の雹によって収穫量が減ってしまったものの、残ったブドウは非常に健全な状態で成熟し、果皮や種子だけでなく、果梗まで栗色に変わるほどの熟成を見せた2019。さらに昼夜の気温差によって酸も豊富
な状態で収穫を迎えたといいます。そして何よりこの2019から、彼の畑のあるモンテ カルヴァリオ、畑の隣に建てたカンティーナで醸造。 この味わいを知っていただくと、やはり醸造する場所や設備の大切さに改めて気づかされます。1998年から始まり、20年を経てようやく自身のカンティーナを手に入れたダミアン。「ようやく自分の夢が一つ叶った」そう感慨深い彼の表情に、嬉しくなります。そしてこれから
さらなる進化を見せるダミアン、その序章ともいうべき2019。ぜひ皆さんに体感していただきたいワインです!全体に感じる透明感とエレガントさ、幅の広い複雑な余韻を持つリボッラ。
2024/10/9 エヴィーノさんの試飲会にて
初めてダミアンを飲んだ時とスタイルが変わったような気がします。あのムンムンとした味わいが洗練され、エレガントで透明感のある味わい。 |
20854
在庫 2本 |
¥7,290(税込\8,019)
本
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★Ribolla Gialla 2018
リボッラ ジャッラ 2018 |
品種:リボッラ ジャッラ100%。
樹齢20~40年。
以前ダミアンが語っていた言葉ですが、「ヴィンテージの特徴は 収穫前1カ月間の気候によって色付けされる」。貴腐の割合でいえば2017 ほどではありませんが、収穫前の1カ月、例年より昼夜の気温差が少なかったことや湿度が高く全体の40%ほどに貴腐の恩恵があった事で、「暑い年」「寒い年」両方の表情を持ち合わせたヴィンテージだと思います。貴腐由来の繊細でいて奥行きのある酒質と、果実由来のふくよかさやアロマ、余韻の長さは、非常にストレートで伝わりやすい、そして何より現時点で非常にバランスが取れている事に驚かされます。 これまでのダミアンで、リリースの時点でここまで均整がとれているのは珍しく、ヴィンテージの変化以上に、近年ワインのクオリティが上がっている事を実感しております。
2023/9/5 エヴィーノさんの試飲会にて
黄色味の強い色あいです。厚みとふくよかさ、カリンのような甘味、ほのかな苦味、口当たりは柔らかく熟した繊細な味わい。 昨年のようなアタックの強さはありませんがこれはこれでじわっと旨味を感じる上品でエレガントで繊細な味わいです。 |
19285
在庫 3本 |
¥6,920(税込\7,612)
本
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★Pinot Grigio 2021
ピノ・グリージョ 2021 |
品種:ピノ・グリージョ100%。
一般的には白ブドウという扱いながら、色素を持つくピノ グリージョ。完熟を迎えると、白ブドウには見えないほどに色付き、まるで黒ブドウの ように変貌。そのことからも、他の白ブドウとは全く異なるアプローチで醸造を行っているダミアン。果皮と共に約1カ月の醗酵を行い、ロゼのような強い色調を持ったワイン。
2021年は夏の猛暑、水不足がみられたものの、8月以降気温が下がりダミアン的には「寒いヴィンテージ」と呼ばれています。貴腐の恩恵がみられないピノ
グリージョですが、例年以上に厚みのある成熟した果皮と高い熟度を持った状態で収穫。いつも以上に強く熟れた、甘み のあるタンニンと酸、旨味の強さはこれまでで一番かもしれません!リボッラやマルヴァジーアとは異なる個性を持ったピノ
グリージョですが、 むしろ明るくストレートな味わいが魅力だと感じます。毎年のことですが生産量が少ないため、他の白に比べると少なめの入荷となります。
2024/10/9 エヴィーノさんの試飲会にて
淡いピンク色。杏のような爽やかな酸味とタンニン。ボリューム感もあって旨味もあります。 |
19290
在庫 1本 |
¥6,830(税込\7,513)
本
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★Friulano “Nekaj”2019
フリウラーノ・ネカイ 2019 |
品種:フリウラーノ
昨年に続き、「フリウラーノ」とブドウの名を記載できるようになったネカイ。白ブドウの中では最も収穫が早く、果皮も薄いため、ダミアン的には「一番シンプルでわかりやすいブドウ」、という立ち位置でした。しかし2019年より娘のタマラが本格的に畑、カンティーナで働くようになり、
彼女の挑戦としてフリウラーノの可能性を追求し始めました。 タマラ曰く、「確かに果皮はデリケートで収穫時期もリボッラにくらべたら早い。でもそれはリボッラとは異なる魅力に気づけていないんじゃな
いかな?」、天候に恵まれ果皮がとても健全な状態で成熟した2019。フリウラーノの一区画において、収穫を最大限に遅らせ、果皮、種子、さらにその先にある果梗の完熟を遂げてか
ら収穫を行ったというタマラ。粒が房から落ちてしまうほど完熟したフリウラーノの持つ香り、丸く熟したタンニン。フリウラーノのもつポテンシャルに気づくきっかけとなったヴィンテージと
なりました。実際に彼女の新しいアプローチが取り入れられるのは次のヴィンテージからなのですが、フリウラーノ特有の繊細で柔らかな甘い香り、アロマティックさ、さらに完熟すること
で見える複雑さや繊細さ。リボッラ ジャッラ、マルヴァジーア、どちらにもないフリウラーノのオリジナリティを、今まで以上に感じられる魅力的な味わいです。
2024/10/9 エヴィーノさんの試飲会にて
黄色味の強い色あいです。複雑な味わいでコクがあります。キラキラとしたミネラルと厚み、味わいはエレガントです。複雑さと繊細さを感じます。 |
19284
在庫 2本 |
¥6,830(税込\7,513)
本
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★Prelit 2018
プレリット 2018 |
品種:メルロー85%、カベルネソーヴィニヨン15%
樹齢30~40年。
ダミアンの造る、唯一の赤ワインであるプレリット。フリウリのメルローといえば、国際品種というより、馴染み深い土地のブドウ、そう言われても良いくらい土地に根付いたブドウでもあり、素晴らしい味わいと、他にはない個性が表現されています。2018年は貴腐の影響がそこまで強くない=貴腐の恩恵を受けづらい黒ブドウにとっては、フェノールの熟成に長けた良年と言えます。
ただ収穫前の気温差が少なかったこともあり、酸はやや穏やかでいて、果皮・種子まで完熟したメルローとカベルネの持つ完熟した香りと熟れたタンニン。複雑さ、妖艶さ、そして緻密な味わいをもったプレリット。近年のプレリットの魅力が詰まった味わい、そのクオリティの高さを感じてもらえるワインです!
2023/9/5 エヴィーノさんの試飲会にて
アタックは優しくプラム、すもも、ドライいちじくのような味わい。タンニンは繊細で品の良い甘味が上がってきます。余韻も素晴らしく、今までで一番バランスのよいプレリットだと思います。 |
19289
在庫 1本 |
¥6,460(税込\7,106)
本
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イタリア/ エミリア・ロマーニャ |
Vittorio Graziano
ヴィットーリオ・グラツィアーノ 自然派 インポーター:エヴィーノ |
現在生産されているランブルスコの99%を占める、平地でのブドウ栽培と、 大型のアウトグラーヴェ(加圧式ステンレスタンク)による大量生産。しかし、ヴィットーリオが追求するのは残りの1%、
自然環境を重視したブドウ栽培と、古典的な瓶内醗酵を前提として極力介入や添加を行わない醸造。畑では自然環境をメインに考え、 不耕起、無肥料による草生栽培を実践。人為的な介入を最小限に抑えることで、ブドウそれぞれの持つ個性(野性味)を引き出す。 ブドウについても畑に残っていた古樹より自ら苗木を取り、クローン選抜される以前のランブルスコ系のグラスパロッサ、サラミーノ、 ソルバーラ。 |
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「ランブルスコ系統でいえば、モデナを代表するといってもいいグラスパロッサは、その名の通り梗(及び葉)が赤く、 果皮の厚みと房の大きさあるブドウ。だけど、巷にあるグラスパロッサには、この畑にあるような個性はほとんど見られないな。
そのように改良されてしまっているんだ。そして最も古くからあるとされているソルバーラ、結実がとても悪く色調も薄いけど、 素晴らしく繊細な香りと骨太な酸を持っている。そして房が小さいサラミーノは果実が密集、豊かなタンニン。トレッビアーノについても
同じ、モンタナーロは厚い果皮と十分なエキス分。そしてスパーニャは未知な部分が多いブドウだけれど、 繊細な酸と奥行きのあるブドウ。」 そう語るヴィットーリオ。 |
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★Fontana dei Boschi 2023
ランブルスコ・フォンタナ・デイ・ボスキ 2023 |
品種:ランブルスコ グラスパロッサ主体
樹齢:樹齢 16~30 年
一般的なシャルマー式ではなく、伝統的な瓶内再醗酵にて造られる本当のランブルスコ。1970年代、大資本化・大量生産の大きな流れに一人で立ち向かい、当時から今と変わらない自然回帰の農業と、伝統的なランブルスコを造り続けてきたヴィトーリオ。
年の特徴をそのまま切り取りながらも、年ごとに異なる様々なアプローチによって生まれる、魔法のようなランブルスコ。
2023年は見事に発泡しております。冷涼でありつつも果皮が成熟するのを待ってから収穫される彼のランブルスコ グラスパロッサ。果皮が厚く豊かなタンニンを十分に含み、原酒が完成してから再醗酵。果皮の熟れた香りに、ややワイルドさを感じつつも、滑らかな質感と旨味の乗ったタンニンを感じつつも、きれいに流す酸と豊かな泡。そして完全醗酵のキレのよさ!時間が経つにつれて開き、
柔らかく複雑で一体感を持つ。彼のようなランブルスコは、他では出会ったことがありません。日本では、赤の発泡を飲む機会が少なく、敬遠され ることも多いですが、グラツィアーノはやはり例外です。さらに言わせていただくと、さらに熟成の魅力も感じます。素晴らしい味わいを持ちつつも、「特別な何か」というよりも、常にテーブルに置いておきたいワインとでも言いましょうか、素晴らしいランブルスコです。
2025/6/9 エヴィーノさんの試飲会にて
細かく柔らかな泡。。スモモのようなきれいな酸と柔らかなタンニン。酸味とのバランスが絶妙です。スイスイ飲めてしまいます。お料理の邪魔をしない美味しさです。 |

18813 |
¥3,880(税込\4,268)
本
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★Smilzo 2023
スミルツォ 2023 |
品種:ランブルスコソルバーラ
樹齢:16~30年
ランブルスコ ディ ソルバーラで造るロゼフリッツァンテ。
2023年は冷涼で久しぶりにバランスのあるブドウを収穫できました。しかし、スミルツォは瓶内再醗酵の際、思ったように醗酵が進まず途中でストップ。極々
僅かな泡と、残った糖分を感じる状態。ブドウの状態が良くとも、酵母の状態も同様に良いとは言い切れません。ちょっとした気温の違いや、ボトル詰めした時の状態やタイミングによって起きてしまった事態。ブドウ以外加えない、さらには二次醗酵でも酵母を添加しない、グラツィアーノのような瓶内再醗酵を行うという事は、それだけでも大きなリスクとなってしまいます。
しかしながら、冷涼でバランスのあるヴィンテージだけに、酸が心地よく果実も柔らか、非常に均整の取れた味わい。確かに残糖を感じますが、酸がしっかりとあるため、決して野暮っ
たいワケではない。むしろこの甘みが非常に心地よい。という事で、「微発泡」とは言えませんが、非常に豊かな果実とエレガントな酸、そこにちょっと甘みを感じさせるスミルツォ。
2025/6/9 エヴィーノさんの試飲会にて
薄いいちご色。ガス感は少なく、ふんわりとしたチャーミングな味わいです。 |

18852 |
¥3,880(税込\4,268)
本
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★Ripa di Sopravento 2023
リーパ・ディ・ソプラヴェント 2023 |
品種:トレッビアーノ モンタナーロ、トレッビアーノ ディ スパーニャ
樹齢:樹齢 16~30 年
トレッビアーノ モデネーゼにて造られ、ビン内再醗酵のフリッツァンテ。齢75歳を目前に控えてもなお、一人で作業を続けるヴィットーリオ。今まで以上に準備に時間がかかってしまいましたが、今年はある程度の本数を分けていただくことができました!
2023年は久しぶりに雨が多く、冷涼といえるヴィンテージ。ただ、収穫時期に降った雨の影響で、カビや病気が広がってしまい、約20%のブドウ を失ったといいます。「まあ、それでも収穫できたブドウは、久しぶりに繊細でエレガントな状態だった。」と喜ぶ彼。醸造についてもスムーズで、1次醗酵だけでなく、瓶内再醗酵も非常にキレイに進みました!フレッシュで軽やかな口当たり、豊かで溶け込んだ心地よいガス、そして果実的で華やかな香り、旨味が溶け込んだ素晴らしい飲み心地に、「これこそ!!」といえるような最高のリー
パが帰ってきました!
2025/6/9 エヴィーノさんの試飲会にて
華やかな香り。優しくフレッシュな口当たり。ガスも心地よくふんわりとした味わいは心地よいです。 |

18678 |
¥3,880(税込\4,268)
本
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イタリア/シチリア |
Valdibella
ヴァルディベッラ 自然派 インポーター:ラシーヌ |
ナポリ生まれのエノローゴであるファブリツィオ・トマス、農芸化学を学びパーチナの経営者であるステーファノ・ボルサ、長らく有機ワイン販売会社のコンサルタントを務めるステファン・ギーセンの3名は、1990
年にキアンティで共通するワイン業界の仕事を通じて知りあいました。各々が、別々の地域で仕事をしていましたが、環境への負担の少ない有機農法で、地域の農業従事者と一緒に、品質の良いものを生産したい、という点において3
人は意気投合しました。トマス&ギーセンという共同プロジェクトを立ちあげ、「地元の生産者を巻きこんで、テロワールを尊重しながら、栽培から瓶詰まですべての段階をフォローする」というやり方で、1995
年よりトスカーナ、カンパーニア、シチリアでワイン造りを始めました。 シチリアの協同組合であるヴァルディベッラは、ムニールをつくりトマス&ギーセンのもとを離れ、自分たちで販売まで管理するようになりました。これにともない、生産者名も、Tomas
& Giesen という表記から、Valdibella にかわっています。ナチュラルをモットーに作られるこれらのワインは、「ウヴェ・ダ・アグリコルトゥーラ・ビオロジカ」の認証を取得しています。 |
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★Sicilia - Anaya 2023
シチリア アナヤ 2023 |
品種:ネーロ・ダーヴォラ100%
2023VTより亜硫酸添加あり
位置:南向き
土壌:粘土石灰質 除梗後、発酵中のモスト(前週に収穫された同じ畑のブドウのもの)が加えられる
発酵は24℃で約10日間行われた後、果皮を分離するマロラクティック発酵の後、ステンレスタンクで6ヵ月間熟成
亜硫酸無添加のネーロ・ダーヴォラ。Fargioneと呼ばれるコントラーダにある南向きの単一畑。 エチケットには、「La natura si fonda sulla collaborazione(=自然とは協力の下に成り立つものだ)」と記載され、畑の上で手を取り合う様子がエチケットのデザインにも表現されている。 |

20977 |
¥2,600(税込\2,860)
本
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★IGP Terre Siciliane - Libera 2023
テッレ・シチリアーネ フィロス 2023 |
品種:グリッロ100%
2023VTより亜硫酸添加あり
土壌:粘土石灰質
除梗後、低温(8℃)のタンクで保管 翌日、発酵中のモスト(前週に収穫された同じ畑のブドウのもの)が加えられる 約12日間続くアルコール発酵が終わる少し前に、果皮を分離する
澱とともにステンレスタンクで6ヵ月間熟成 亜硫酸無添加のグリッロ。マセレーションを12日間行うことで得られる骨格とタンニンにより、引き締まった味わいに仕上げている。
エチケットには、「C'è un filo che collega il tutto(=すべては糸で繋がっている)」と記載され、それがエチケットのデザインにも表現されている。 |

17525 |
¥2,600(税込\2,860)
本
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イタリア/ ヴェネト |
Cristiana Meggiolaro
クリスティアーナ・メッジョラーロ 自然派 インポーター:ラシーヌ |
小さなワイナリーはガンベッラーラの美しい丘の上にあります。
海抜 300m、火山由来の溶岩や凝灰石が土壌深くまで続いています。
樹齢は 40 年のは収量を抑えて栽培され、素晴らしい品種であるガルガーネガから少しでもより良い収穫を得るために、時間の許す限り丹精をこめてワイン造りへの無限の情熱を語ってくれます。金銭的な計算を超えたところで、単純に夢を追いかけ続けることのみによって推し進められています。 |
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低い収量、ブドウ樹一本一本に対する細心の注意、手作業での収穫、熟しの時期の違いによる、数回にわたる収穫、セラー内でのブドウへの最大限の配慮は、ワイン造りのルールの中のほんの一部に過ぎません。日々の仕事の基本は、自然であることを最大限求め続けることです。それはやがてワインになった時に優雅さ、清涼感、ミネラリティ―、愛しい畑の個性を、醸し出します。
人間の個性がそれぞれ違ってまた互いに補い合うのように、土地の雄々しい力強さと、ガルガーネガの女性的な優雅さの融合です。市場に出る際も、ワインを造るときと同じように注意深く扱われ、顧客たちとのできる限り直接のやり取りを心掛けています。
ワインは愛情であり、情熱であり人生の喜びであり、人と人とを結びつけます。それこそが私たちが表現したいことです。 |
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★IGT Veneto - Garganega - Sarò 2022
ヴェネト ガルガーネガ サロ 2022 |
品種:ガルガーネガ 100%
格調高いミネラル感と優雅さと、陰翳豊かで長い余韻が感じられる。 |

20956 |
sold out ¥2,680(税込\2,948) |
Menti
メンティ 自然派 インポーター:ラシーヌ |
メンティは、19世紀末に設立された家族経営のワイナリー。
ビオディナミ農法を取り入れ、自然と地域の伝統に対して最大限の敬意を払い、思慮深く考えた上で造られています。 長年にわたり、このワイナリーのワインはイタリアを代表するワインガイドに掲載されています。重要なイタリア国内の レストランに加え、ヨーロッパのみでなく、アメリカやアジアのインポーターや、個人顧客に購入されています。 |
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★Riva Arsiglia 2023
リーヴァ・アルシーリア 2023 |
品種:ガルガーネガ 100%
ステンレスタンクかコンクリートタンクで醗酵ステンレスタンクで1年間熟成。メンティ家が代々所有する畑。彼らの
数世代前はアルシーリアと呼ばれる女性が畑の世話をしていた。日当たりのよい斜面(=Riva)の畑で、ガンベッ
ラーラの街が一望できる。
透明感と伸びやかな酸の飲み心地を備えながらも、うまみがあり、味わい深い。 |

16792 |
¥3,140(税込\3,454)
本
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イタリア/トスカーナ |
Podere 414
ポデーレ 414 インポーター:ラシーヌ 自然派 |
《ポデーレ 414》は、シモーネさんが 1998 年に創立したものですが、その父君は高名なエノロゴである、マウリツィオ・カステッリ(グラッタマッコ、マストロヤンニの醸造コンサルタント)です。マウリツィオはバートン・アンダーソン著『イタリア―味の原点を求めて』にしばしば登場するので、読者はご記憶のことでしょう。 |
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その父親から受け継いだワイン造りの叡智が、ここでは良い意味で発揮されています。ナチュラルをモットーにして、見事に美しく仕上げられた、魅力あふれるワインです。
モレリーノ・ディ・スカンサーノは、トスカーナの南部、グロセートの東南に位置するスカンサーノ地区で造られます。モレリーノはこの地域ではサンジョヴェーゼを意味しますが、キャンティと比べるとより柔らかくて軽やかで、たっぷりとした豊かな果実味があり、やや大柄で、上質なものは美しく熟成します。モレリーノという言葉は、ワインの色調に由来する、小さなサクランボを意味するという説と、かつて生活に欠かせなかった馬の繁殖(cavalli
morelli)に由来するという両説があります。歴史的には、沼地が点在するマレ ンマに住む人たちが、厳しい夏をしのぐために、丘陵地のこのエリアに避暑にやってきて、ワインを造るようになったのが始まりです。 |
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★IGT Toscana Rosato - Flower Power 2024
トスカーナ・ロザート フラワー・パワー 2024 |
品種:サンジョヴェーゼ100%
ステンレスタンクで短い期間マセレー ションステンレスタンク・セメントタンクで熟成。
“FlowerPower”「フラワー・パワー」(花の力) というロザートの名は、詩人アレン・ギンスバーグの詩からとったもので、1990年代に隆盛した「カウンター・カルチャー/ヒッピー」文化が刻印されている表現です。
色調は、明るく輝く、淡いピンク色。爽やかでスイスイと飲めるロゼワイン、BBQなどで気軽に楽しめる味わいです。 |

20988 |
¥2,100(税込\2,310)
本
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Fanetti(Tenuta S.Agnese)
ファネッティ(テヌータ サンタニェーゼ) 自然派 インポーター:エヴィーノ |
「変化しない」ということの良さ、歴史に裏付けられたワイン造りを貫き続けるカンティーナ。 17世紀の詩人フランチェスコレディの著書「バッコ・イン・トスカーナ」に登場する、「モンテプルチャーノは全てのワインの王」という記述や、
フランスの作家デュマの「モンテクリスト伯」などにも登場することから、「Nobile 高貴な」という言葉で表現されるようになっていった。
1966年にDOC、1983年に最初のDOCGの一つとして数えられた。
1700年代よりモンテプルチアーノに暮らし、ワイン造りをはじめとした農園を営んできたファネッティ家。
肥料は基本的に使用せず、農薬についても極力使用しない、手作業中心の栽培を貫いている。醸造については、さらに徹底した手法を守っている。
6000Lを越える大型のセメントタンクにて2週間ほどのマセレーション。
当然のことながら温度管理や酵母添加は行っていない。
熟成はモンテプルチアーノの町の地下深く続く、トンネルのようなカンティーナにて。昔から使い続けている大樽(30 年、古いものは60年以上現役の樽もあるという話)による悠久ともいえる長い熟成を行っている。
「本来のノービレは最低でも4年(48か月)は大樽で時間を過ごさせないとサンジョヴェーゼの持つ本来の香りは出てこない。だから私たちの造るノービレは現在のDOCGの基準だと、すべてがリゼルヴァと表記することになってしまっている。」と 嘆くエリザベッタ。
祖父の頃より変わらない6年間というサイクルでリリースされる彼女のノービレ。
また、過去のヴィンテージについても、 相当な量をストックするという考えを持ち、古くは60年代(これ以前の物もあるようだが、ラベルが無かったり、コルクが傷んでいたり
ヴィンテージが明確にわからないという)より多くのストックが迷路のようなカンティーナに眠っている。 |
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EXV Olive Oil 2024
エクストラヴァージン オリーヴオイル(缶入り) |
品種:レッチーノ40%、モライオーロ40%、フラントイオ20%
樹齢:30~40年
標高の高いモンテプルチアーノらしい酸と繊細さを持ったトスカーナのオイルは、調味料としても魅力的。そして何よりワインと同じく、素晴らしいコストパフォーマンス!
実はワイン造りだけでなく、オリーヴの栽培・オイルも作り続けてきたファネッティ。収穫は11月下旬より、すべて手摘みで1本の樹からの搾油量がとても少ない。不作の2023年からの反動というのでしょうか、2024年は暑すぎず
冷涼でいてバランスが良く、良質で収穫量も多い、理想的なヴィンテージと なりました!標高の高いモンテプルチアーノらしい酸と繊細さを持ったトスカ
ーナのオイルは、調味料としても魅力的。(酸度0.22%) |

51002
250ml
賞味期限 2026年7月 |
¥1,780(税込\1,922)
本
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il Palazzino
イル・パラッツィーノ インポーター:ラシーヌ 自然派 |
フォンテレオーニとほかの数件の造り手とともにテヌータ・レ・カルチナイエは、ヴェルナッチャに高品質のワインが復活したことを示している。高品質志向のヴェルナッチャという考えは、一世代前には誰も顧みなかったものである。
シモーネ・サンティーニは働き者で、一人でこのカンティーナをきりもりしている。典型的なトスカーナ人らしいユーモアのセンス、鋭さ、軽さ、刺激があり、彼が造るヴェルナッチャによく似ている。彼のワインを見れば、サン・ジミニャーノがなぜ最初にDOCを得たかがわかる。 |
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ソアベ・オルヴィエートとともにヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノは、イタリアの白ワインの中で傑出しているという名声を裏付けるようなワインだからだ。 そのワインは華やかさと神経質さを併せもち、しっかりした骨格がありながら溌刺としている。しかもアフターはなめらかでヴェルナッチャ酒の独特なほろ苦いアーモンドのタッチがある。
栽培キャンティ地区ガイオーレの南6マイル、標高400mのところに、古くから地元で“ザ・クリュ”として別格とみなされている一角がある。イル・パラッツィーノの畑はここに広がる。 ズデルチ家は一世紀以上にわたりこの畑を所有するが、本格的なワイン生産は約30年ほど前、アレッサンドロとアンドレアがこの畑を運営するようになってから始まった。 点在していたオリーヴやブドウを植え替え、現在の畑の土台が築かれた。 素晴らしくキャンティとしては例外的に、魅力的な深いルビー色を湛えたエレガンスのあるワインを作り上げた。グリーン・ハーヴェストによる収量制限、収穫時には極めて慎重な選果をおこない、セラーでも注意深く最上のバレルだけを選んでビン詰めにする。
こうすることでほかのキアンティ・クラシコとは明らかに異なるまさにガイオーレ本来の味わいを、まるで憎らしいほど模範的な品質に高めた。すなわちフィネス、温和な優しさ、芳醇、例外的なほどの豊かなブケ(ラズベリとスミレ)であり、これぞキアンティのイリス女神という趣である。 |
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★Chianti Classico Argenina 2019
キャンティ・クラッシコ・アルジェニーナ 2019 |
品種:サンジョヴェーゼ100%。
アルジェニーナは、モンティの町で最も古い集落の1つ。
現在完全に復元された居住区の中心部の周りには、同社は3ヘクタールのブドウ園を所有しています。 海抜310〜375メートルに位置し、南東から南西までの露出がある土地は火山起源で、凝灰岩の特徴的な黄色い黄土色をしています。
この土壌から生まれたワインは、その素晴らしい心地よさ、調和、果実の新鮮さ、そして花の香りが特徴です。これらの特性を高めるために、 ブドウはグロッソサネーゼよりも低い温度で鋼製のタンクで発酵され、ブドウの主要なアロマの強度を維持します。精製は小さなオーク樽または使用済みの樽で
完全に行われます。生産量は約25,000本です。
強烈なフルーティーなノートが、すぐに心地よく魅力的になります。 ブラックチェリー、バニラ、ココア、甘くてよくブレンドされたタンニン、強烈で豊かなフローラルノート。鼻にも味にもエレガントで、
温かみのある柔らかくミネラル感があります。 |

18148 |
¥4,100(税込\4,510)
本
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AZIENDA AGRICOLA TERRE di GIOTTO/Michele Lorenzetti
アジィエンダ・アグリコーラ・テッレ・ディ・ジオット/ミケーレ・ロレンツェッティ 自然派 インポーター:VIVIT |
ミケーレ・ロレンツェッティは2004年からビオディナミのブドウ栽培と醸造のコンサルタントとして、グラヴネルやイル・マッキオーネ、ラ・ヴィショラなどイタリア全土の数多くのワイナリーのコンサルタントをしているイタリアのビオディナミワイン界では知らぬ人はいない巨匠です。
その彼がトスカーナ北部の冷涼な畑で造るワインが存在します。 栽培面積2.7haで、1つのワインの生産量は千本前後程度というミクロキュヴェで、
一部ジョージア産のクヴェヴリによる醸造も導入しています。 |
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英米でもまだ輸入が開始されたばかりのレアなワインです。
ローマの大学で生物学を修めた後、さらに醸造学の学士号を取得しました。
その間に慣行農法のブドウ栽培ではいかに多くの化学薬品が使われているか、そして土壌が単なる根に栄養分を与えるための
人工的媒体にしか見なされていないことに強い衝撃を受け、ビオディナミを学びました。 |
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★Nostrale Bianco 2023
ノストラル ビアンコ 2023 |
品種:トレッビアーノ60%、マルヴァジア・ビアンコ・ディ・カンディア 40%
醸造:フィールド・ブレンドで、全ての品種を同じ日に手摘みで同時に収穫。完全に除梗し
てから圧搾し、全ての品種を一緒に、1/2をセメントタンクで、1/2をジョージア産のクヴェヴリ
で野生酵母のみで自発的に発酵。培養酵母や酵素、その他のいかなる醸造添加物も添
加することなく、温度管理も一切行わずに醸造。引き続き同じ容器で自発的なマロ発酵
と熟成後、無清澄・無濾過で瓶詰め。SO2はボトリング後のネガティブな反応を避けるた
めに必要最低限のみ添加。
2023ヴィンテージは9/18に収穫。総生産量2,000本。2025年1月時点でのSO2トータ
ルは32mg/l。アルコール度数,12度。
2025/4/21 VIVITさんの試飲会にて
黄金色。りんごや洋ナシのような味わいで酸のキレがよく、タンニンも感じます。 |

20546 |
¥3,650(税込\4,015)
本
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★Nostrale Rosso 2022
ノストラル ロッソ2022 |
品種:サンジョヴェーゼ 60%、カナイオーロ 30%、マルヴァジーア・ネーラ 10%
アルコール度数 :13.5 度
醸造:フィールド・ブレンドで、全ての品種を同じ日に手摘みで収穫して、ジョージア産のク ヴェヴリで野生酵母のみで自発的に発酵。培養酵母や酵素、その他のいかなる醸造添加物も添加することなく、温度管理も一切行わずに醸造。自発的なマロ発酵と熟成後、無清澄、無濾過で瓶詰め。SO2 はボトリング後のネガティブな反応を避けるために必要最低限のみ添加。
総生産量 4,200本。
2024/6/4 VIVITさんの試飲会にて
綺麗なルビー色。ベリー系の味わいにチャーミングな酸。軽快でフレッシュ。口当たりは柔らかく、果実味があり、バランスの良い味わいです。 |
20547 |
¥3,650(税込\4,015)
本
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Podere Luisa
ポデーレ・ルイーザ 自然派 インポーター:エヴィーノ |
トスカーナ、アレッツオ近郊。キャンティという枠にとらわれずに、自分達の信じるワイン造りを追求し続けるボデーレ・ルイーザ。
元来ブドウ栽培に携わってきた当主のサウロと妻のロミーナは、周囲の自然環境を大切に、2003年よりオリーブや野菜の栽培から豚や鶏の飼育まで、循環型農業を運営してきました。 |
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これまでいろいろな造り手と会って来ましたが、これほどまでに真面目で、時には冗談が通じない(笑)、造り手は会ったことがありません。そんなストレートすぎる彼らのワインは、やはりまっすぐ!たっぷり香りの膨らみと素直な果実味、心地よさをもったワイン。(インポーターさんのコメントから) |
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★Pensiero IGT Toscana 2021
ペンスィエロ 2021 |
品種:サンジョヴェーゼ主体、
樹齢:10~20 年前後の畑。
収穫後、除梗せず果皮と共に4 週間、緩やかに醗酵が進む。圧搾後そのままセメントタンクにて36 か月熟成。
「食中酒」という存在意義を再確認させてくれるような、飾らない素朴さと飽きの来ない飲み心地を持ったワイン。
ブドウの凝縮度と酸が共存したポテンシャルのあるヴィンテージ。基本果実味がしっかり、タンニンもあるものの軽やかで心地よく、非常にスムーズな飲み心地!間違いのない食中酒だと思います!
2023/3/14 エヴィーノさんの試飲会にて
スミレ、カシス、ダークチェリーのような味わいがとてもバランスよく、しなやかでパフォーマンスの高い味わいです。 |

19785 |
¥2,280(税込\2,508)
本
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★Pensiero IGT Toscana 2022
ペンスィエロ 2022・バックインボックス |
品種:サンジョヴェーゼ主体
2020年のコロナ渦、余ってしまった地元消費用の量り売りワインをボトル詰めして生まれたペンスィエロ。
2022年も続けて猛暑の1年となったヴィンテージ。 ただ、8月にある程度まとまった雨が降ったことで、2021年ほどの過凝縮には至らなかったと話すサウロ。果実の熟度の高さ、ペンスィエロらしいタンニンと酸をしっかりと感じる「食中酒」、それでいてとてもジューシーで飲み心地の良さ。 単なる軽いだけの赤ワインであれば、ワイン単体で楽しめる味わいなのだと思います。しかし、そこはやはり食事とともにあるルイーザ の赤、フレッシュでいて厚みのある果実味、そして全体を引き締める酸とタンニンは口内をリセットするためには不可欠な要素。飲むごとに食べたい料理を連想するかのような、鉄板の味わいです! |

19786
3Lバックインボックス |
¥5,280(税込\5,808)
本
1本あたり\1,320(税込\1,452) |
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★Ombra di Rosa 2022
オンブラ・ディ・ローザ 2022 |
品種:サンジョヴェーゼ
樹齢:60~70年
例年とは異なり果皮が成熟した2022は収穫後、直接プレスし果汁のみで醗酵、 セメントタンクにて12か月の熟成。 果皮とフェレ合わずとも、十分な色素とタンニンをもった2022のロザート。
2025/1/15 エヴィーノさんの試飲会にて
チェリー、杏のようなほのかに赤く、厚みもあります。
軽やかでフレッシュさもあり、心地よいタンニンとうまみ、 単なる軽やか・スムーズではない旨みと 飲み応えを兼ね備えた素晴らしいロザートです。 |
20245 |
¥2,880(税込\3,168)
本
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★Amnesya 2023
アムネイズィア 2023 |
品種:トレビアーノ トスカーノ 50%、マルヴァジーア ビアンカ 50%、
樹齢:30~35年。
収穫後、一部は除梗せず、果皮と共に約2週間の醗酵。圧搾後セメントタンク、一 部木樽にて12カ月熟成。 夏の猛暑を経験した2022、強い果実味とタンニンを
持つだけに、今までよりも長く熟成期間を取ってからリリース。凝縮しつつもバランス感をもった魅力的な味わい。塩を基調としたトスカーナの生ハムやサラーメと均
衡のとれる、味わいの強さとバランス感をもったトスカーナビアンコ。
2025/1/15 エヴィーノさんの試飲会にて
ふっくらとしていて、丸みとコクがあります。フレッシュさや酸とのバランスもよく、クリーミーさ、ほのかな苦味が良いアクセントになっています。 |
19520 |
¥3,380(税込\3,718)
本
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イタリア/ピエモンテ |
Cascina Tiole
カッシーナ ティオレ 自然派 インポーター:エヴィーノ |
当主のマッスィモ グラッソは3代目、モンフォルテダルバ、ペルノ村にて7haのブドウ畑をもち、小規模ながら自家醸造も続けてきた造り手。収穫したブドウの半数以上はそのまま量り売り。残った高品質なブドウだけを醸造。さらに、ボトル詰めしたワインの8割以上は、古くからの顧客に買われてしまうため、ほとんど市場には出回らず、知られる機会がなかった造り手。祖父の代より変わらない伝統のバローロ、大樽による長期間の熟成。 |
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モンフォルテのポテンシャルを持ちつつも、砂質が多く軽やかで薫り高いペルノの特徴。そして何より、誠実で几帳面なマッシモの仕事量を感じるクオリティ。 まるで10年前から時が止まったかのような、マーケットに左右されないその価格に、衝撃を覚えます。生産量も少なく、バローロという名前に見合った素晴らしいポテンシャルと、素材そのものの良さ。改めてバローロという土地の可能性を再確認できる造り手です。 フィロキセラの影響を受けず、自根のまま残る樹も多く、所々にプロヴィナージュによって植樹された痕跡が残っている畑。
クローンもランピアだけでなく、希少種であるミケ、ロゼも多く残っている貴重な畑です。 |
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★Langhe Nebbiolo 2021
ランゲ ネッビオーロ 2021 |
品種:ネッビオーロ100%
樹齢:20~40年
「認証だけでいえば、バローロを名乗っても何ら問題のないネッビオーロから造られている」、というだけで十分驚かされるのですが、それもなんの抵抗もなく、当たり前に行動するマッスィモ。一般的には樹齢の若い区画のネッビオーロと考えますが、彼の父が植えた樹齢40年の区画が中心で、年によっては樹齢80年のブドウも使う事が多いといいます。収穫したブドウだけでなくアルコール醗酵が進む中、自身でテイスティングし、バローロにすべきか決めるという彼。選ばれなかったネッビオーロは、ヴィンテージによって違いますが木樽を通さず、ステンレスタンクのみで12カ月の熟成。そしてマッスィモが重要視しているボトル内での熟成を経てリリース。
木を通っていない分、バローロとは大きく異なるフォルムとヴォリューム感。より果実的でストレートな表現をもったネッビオーロ。非常にクリアでありながら、ブドウのポテンシャル、熟度の高さを感じる素晴らしいネッビオーロです。
2025/06/09 エヴィーノさんの試飲会にて
タンニンが細かくとてもきれいで優しくエレガント。バランスも良く味わい深いネッピオーロです。お値段も有難いです。 |

20973 |
¥4,180(税込\4,598)
本
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★Barbera d’Alba Superiore 2021
バルベーラ ダルバ スーペリオーレ 2021 |
品種:バルベーラ100%
樹齢:8~10年。
栽培するブドウの大半はネッビオーロであり、バルベーラはわずか0.6ha。マッスィモ曰く「近年大きな問題となったフラヴィシェンツァ ドラート(病気)の影響を受けやすいバルベーラは、2015頃に大きな被害を受けたんだ。サントステーファノの畑にも樹齢70年を越えるバルベーラがあったけれど、その時にほぼ死んでしまった。この区画は2018年に再植樹した畑」といいます。ネッビオーロに比べれば樹齢も若く、畑の位置も決して良いポジションとは言えません。しかし、ペルノの持つ土地のポテンシャルに、マッシモの丁寧で几帳面な畑仕事、そして十分に収穫を遅らせ、完熟したバルベーラ。果実そのものの味わいの強さ、ポテンシャルを非常に強く感じつつも、ワインに一切の矛盾がない、清廉とした味わい。モンフォルテの土地のポテンシャルをはっきりと感じるバ
ルベーラです。
2025/06/09 エヴィーノさんの試飲会にて
タンニンが細かくとてもきれいで優しく上品な味わいです。熟した味わいながら重たくなく、スムーズです。この価格はありがたいです。 |

20972 |
¥3,680(税込\4,048)
本
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Terre Vive
テッレ・ヴィヴェ 自然派 インポーター:VIVIT |
テッレ・ヴィヴェはピエモンテのアルフィアーノ・ナッタ村の5人のナチュルワインの造り手によって2016 年に創設された共同組合です。メンバーはそれぞれ自身のワインを造っていますが、誰も家族からワイナリーを継承したものはいません。メンバー全員が“情熱”からワイン造りの世界に飛び込んだ造り手ばかりです。彼らはオーガニックでブドウ栽培をするだけでなく、銅の使用量を最小限に抑えて、緑肥を使って土壌を豊かにしたり、ミミズを繁殖させて天然の腐植土を作ったりしています。テッレ・ヴィヴェで造るワインはバルベーラのワイン
1 種類のみ。メンバーそれぞれが各々の哲学で育てた良質なブドウを持ち寄り、野生酵母のみを使用して、ろ過も清澄もせず、 醸造添加物も一切加えずに醸造を行い、SDGs(持続可能)な共同農業プロジェクトを表現するコストパフォーマンスの高いワインを造っています。
また、彼らはワイン造り以外にも 共同プロジェクトとして昔の仕事や地場のロ-カル品種、テロワールなどについて学び、地元の古い工芸品や領地、土地固有のブドウを広く伝える活動をしています。 |
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★VINO DI TUTTI 2020
ヴィノ・ディ・トゥッティ 2020 |
品種:バルベーラ100%。
醸造:手摘みで収穫したブドウを完全に除梗して、ステンレスタンクで野生酵母のみで自発的に発酵させる。SO2 や酵素、培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造。果皮浸漬の期間は2週間前後で、アンフュージョンのみのソフトな抽出。アルコール発酵終了後、引き続きステンレスタンクでマロラクティック発酵と熟成を行い、収穫翌年の夏に無清澄・ノン・フィルター、SO2
も無添加で 瓶詰め。
2024/9/2 VIVITさんの試飲会にて
チェリーのような酸味とほのかな甘味のバランスがよく柔らかな口当たりと細かなタンニンが心地よい、軽めのバルベーラです。 |
20143 |
¥2,780(税込\3,058)
本
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エミリア=ロマーニャ |
Samodia
サモディア 自然派 インポーター:エヴィーノ |
エミリア=ロマーニャ州ボローニャ県ヴァルサモッジャ、南側の丘陵地帯に残る樹齢60年を越える古いブドウ畑。近郊でワイン造りを始めたJacopo
Stiglianoヤコボ スティリアーノと、KOIコイのフラヴィオ レスターニによって立ち上げられた新しいワイナリー。 |
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近代化が進むボローニャのワイン生産地の中、消滅してゆく伝統的なブドウ栽培。 放棄される高樹齢のブドウ畑の価値を信じ、守るために活動を始めたJacopo
Stiglianoヤコボ スティリアーノ。そして友人であり、彼を支えているKOIコイのフラヴィオ レスターニ、2人によって立ち上げられたワイナリー。
高樹齢のブドウ畑に混植される、多様なボローニャの地品種を合わせて醸造することで、土地の特徴を表現したワインを生み出す。ボローニャの伝統、土地を表現したテーブルワインを、次世代を担う2人が再構築するというコンセプトから生まれた魅力あふれるテーブルワインがまた一つ仲間入りです! |
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★Samodia Rosso 2023
サモディア ロッソ 2023 |
品種:バルベーラ、サンジョヴェーゼ、アンチェロッタ、メルロー、ランブルスコ グラスパ ロッサ、ランブルスコ サラミーノ他
樹齢60~70年
標高400m、北向きの 高樹齢の畑。10種の地ブドウが混植されている畑。収穫は10月初旬~中旬。ブドウの熟度を見ながら合わせて収穫。果粒を潰さずに丁寧に除梗し、破砕せずに
1週間のマセレーション(果皮浸漬)、その後プレスを行いアルコール醗酵を終え る。オリ引きを行いセメントタンクにて6カ月、ボトル詰め後12カ月の熟成。醸造
からボトル詰めまでSO2は一切使用しない。
日常的に飲むテーブルワインとして、長時間かけて複雑な要素を抽出しつつも、強さやタンニンを抑え柔らな抽出。その味わいの軽さと複雑さの共存には、正直驚かされます。伝統を自分たちの手法によって再構築する、ただ守るではないSamodiaサモディアだからこその表現方法。また一つ、 魅力的なテーブルワインが仲間入りしました!何か特定のブドウ品種を感じるというより、複雑で一体感を持ったうまみと、飽きの来ない味わい。
2025/4/9 エヴィーノさんの試飲会にて
透明感のある薄い赤色。果実味が優しく、フレッシュさと複雑さ。清涼感もあり、スイスイ飲めてしまいます。
食中酒として、どんなお料理にも合いそうです。 |

20943 |
¥3,280(税込\3,608)
本
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★Samodia Bianco 2023
サモディア ビアンコ 2023 |
品種:ピニョレット、アルバーナ、モントゥーニ、アリオンサ、トレッビアーノモデネーゼ他。
樹齢60~70年
標高400m、北向きの高樹齢の畑。10種の地ブドウが混植されている畑。収穫は10月初旬より、ブドウの熟度を見ながら収穫、除梗しダイレクトプレス。セメントタンクにて醗酵。オリ引きを行った後セメントタンクにて6カ月、
ボトル詰め後12カ月の熟成。醸造からボトル詰めまでSO2は一切使用しない。
、地域の伝統や土地の味わいを、現在の手法によって再構築した白。
2025/4/9 エヴィーノさんの試飲会にて
単一品種にはない複雑さ、多様性ある味わい。スパイシーでハーブの香り。トロピカルな味わいは濃厚でふくよか。 |

20942 |
¥3,280(税込\3,608)
本
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Rio Rocca
リオ ロッカ 自然派 インポーター:エヴィーノ |
イル ファルネートの当主であるマルコ ベルトーニが、新たに始めたワイナリー。2003 年に1ha の土地を手に入れ、自身で植樹から始めたイル ファルネート。 農薬や化学的な肥料を使用しない農業と、ブドウ自身が持つ酵母のみ、伝統を守るビン内再醗 酵によるフリッツァンテ。 |
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味わいだけではない、「常にテーブルにある食中酒」としてのレッジョ エミリアの土地伝統を表現したワインを造ってきました。年を追うごとに畑も増え、樹齢も重ね、躍進の原動力ともいえるトマーゾのサポートもあり、徐々に軌道に乗りはじめました。 ワイナリー名は、イル
ファルネートのある周辺地域の古い呼び名であるRio Roccaリオ ロッカ。2021年の収穫よりワインがリリースとなります。 |
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★Still White 2022
スティルホワイト 2022 |
品種:トレッビアーノ アブルッツェーゼ、トレッビアーノ モデネーゼ
果皮が厚く味わいの強いトレッビアーノを引き出す意味で、1 週間ほど果皮と共に醗酵を行ったワイン。スティルの状態でも味わいを持たせることで、サラーメやプロシュートに負けない旨味を与えようという発想から造られたワイン。果皮由来のタンニンも強すぎ ず、飲みごたえと心地よさのバランスがちょうどよい、この円安のど真ん中でありながら、やはり安定のコストパフォーマンス。
2023/11/8 エヴィーノさんの試飲会にて
ふくよかで柔らかな酸と果実味。ほのかな苦味が良いアクセントになっています。 |
20669 |
¥2,230(税込\2,453)
本
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★New Player in Town(21)
ニュー プレイヤー イン タウン 2021 |
品種:トレッビアーノ モデネーゼ
収穫後、除梗せずそのままプレスし、果汁のみの状態で醗酵。醗酵が終わった後、 冷蔵保管しておいたモスト(果汁)を加え、醗酵が始まってからボトル詰めし、瓶内で醗酵を終える。酵母は一切添加しない。
周辺の有機ブドウ栽培農家より買い取ったブドウを醸造することで、消えつつあるワイン造り、伝統を守る。そして再興を目標とするリオ ロッカのファーストヴィンテージ。
2023/1/14 エヴィーノさんの試飲会にて
柔らかな酸と柔らかい果実味。飽きのこない小気味良い微発泡。飲み心地抜群のフリッツァンテ。 |
20454 |
¥2,050(税込\2,255)
本
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Il Farneto
イル・ファルネート 自然派 インポーター:エヴィーノ |
2000年、当主であるマルコ・ベルトーニは、8ha放棄地を手に入れ、 ブドウ栽培を開始した。
標高250mの緩やかな斜面、元来ブドウ畑として使われていた土地は、昼夜の寒暖差、 そして強い粘土質、乾燥した風、恵まれた環境が整っていた。
元来ブドウ農家ではなかったマルコ、 しかしながらサッスオーロの町で幼い頃から見てきたワイン造りに強い憧れを持ってきた。 |
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地域伝統のランブルスコ造りや、そして彼が最も魅力を感じていたレッジョの地酒ともいえるベスメイン (マルツェミーノの古い呼び名)、そしてスペルゴラであった。効率を考えた近代的な農業を嫌うマルコ、
あくまでも手作業を中心とし、ビオディナミ式の農業を取り入れつつ、 自然環境を尊重した循環型の栽培を追求。
畑では一切の農薬、肥料(堆肥さえも)を使用せず、ボルドー液についても、 畑を開始した2001年よりほとんど使わないことに驚愕する。
醸造においては、少なからず温度の管理はするものの、不必要な酵母添加を行わず、ごく最低限の亜硫酸を使用するのみ。 「ここ最近、ようやく品種として確立されたスペルゴラというブドウ、結実のまばらさと、粒の小ささ。 そして最も特徴的ともいえる強い酸を持ったブドウ。」、梗の部分まで完熟させたスペルゴラは除梗せずにそのまま圧搾。 果汁のみの状態で醗酵を行い熟成。 |
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★Frisant Bianco 2023
フリザン ビアンコ 2023 微発泡 |
品種:スペルゴラ 90%、ソーヴィニヨン ブラン 10%、
樹齢 10~15年。
除梗せずに圧搾、果汁のみで野生酵母による醗酵を促す。冷蔵保存していたスペルゴラのモスト(果汁)加え、再び醗酵が始まってからボトル詰め。春先の気温上昇を利用して瓶内で醗酵を終える。オリ抜きなしの微発泡
2024/3/12 エヴィーノさんの試飲会にて
泡はほんの僅か、フレッシュでグレープフルーツのような酸味とハーブの香り。相変わらずのおいしさです。 |

18929 |
¥2,480(税込\2,728)
本
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★GianDon Rosso 2021
ジャンドン・ロッソ 2021 |
品種:マルツェミーノ主体、マルボジェンティーレ ランブルスコ・グラスバロッサ、ランブルスコ グラスパロッサ
除梗し果皮と共に醗酵。セメントタンクにて発酵・熟成。気兼ねなく飲み続けられる土地の味
わいを意識し、気軽な飲み口を追求したワイン。
2023/7/12 エヴィーノさんの試飲会にて
綺麗なタンニンとほのかな酸味、デイリーな価格で気楽に飲める赤ワインです。 |
19574 |
¥1,850(税込\2,035)
本
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★GianDon Bianco 2023
ジャンドン ビアンコ 2023 |
品種:マルヴァジーア ディ カンディア 100%、
樹齢:30 年
友人より借りた畑。収穫後、 除梗(一部除梗せず)して果皮と共に1 週間、セメントタンクにて醗酵が始まる。圧搾後、そのまま6 か月の熟成。畑の成長を待つ間、実験的に醸造した白。ロッソと同じく、気兼ねなく飲まれる土地の味わいを意識した白。
2021年は、春の遅霜&夏の水不足の影響で、ブドウの収穫量が激減したヴィンテージ。しかし、残ったブドウのクオリティは近年まれにみるレベ ルだったと熱く語るマルコ。しっかりした果実味と、果皮由来のタンニンも豊富ですが、品種特有のアロマの強さ、そして全体をまとめる心地よい酸、個性的でありながら飽きの来ない素晴らしい飲み心地のテーブルワインです。
今までのジャンドンにはない酸をもったカンディア。前回を越える味わいです!
2022/7/14 エヴィーノさんの試飲会にて
マスカットやメロン、青りんご、洋ナシのようなな味わいを感じました。タンニンも感じ、ほのかに感じる苦みがいいアクセントになっています。 |
20081 |
¥2,680(税込\2,948)
本
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★Frisant Bianco 2021
フリザン ロザート 2021 微発泡 |
品種:ランブルスコ グラスパロッサ、サラミーノ主体、スペルゴラ他。
樹齢10~15年。
黒ブドウは約1晩の浸漬、白ブドウを加えて共に圧搾し醗酵。
冷蔵保存していたランブルスコのモスト(果汁)加え、
再び醗酵が始まってからボトル詰め。
春先の気温上昇を利用して瓶内で醗酵を終える。
古典では白ブドウを加えていたというランブルスコ。
オリ抜きなしの微発泡。
2021/7/14 エヴィーノさんの試飲会にて
濁った薄いイチゴジュースのような色。見るからに美味しそう。ザクロ、いちごのようなほんのり甘みのあるチャーミングな味わいです。泡はしっかりしていてフレッシュ感もあります。 |
19721 |
¥2,050(税込\2,255)
本
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★Frisant Rosso 2021
フリザン・ロッソ 2021 微発泡 |
品種:ランブルスコ グラスパロッサ、サラミーノ、マエストリ主体、トレッビアーノ他白ブドウ。
樹 齢10~15 年。
黒ブドウは約2 日の浸漬、白ブドウを加えて共に圧搾し醗酵。
冷蔵保存していたランブルスコのモスト(果汁)加え、再び醗酵が始まってからボトル詰め。春先の気温上昇を利用して瓶内で醗酵を終える。オリ残したままリリー ス。やや甘やかさ&優しい泡、軽やかな赤。
2023/5/17 エヴィーノさんの試飲会にて
濁った真っ赤なイチゴの色。野いちごやフランボワーズ、クランベリーような味わい。タンニンは軽く酸と果実味に富んだ飲み心地。
スティルワインと思う程、柔らかいガスが心地よいです。 |
20246 |
¥2,050(税込\2,255)
本
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Condimemto Balsamico
コンディメント バルサミコ |
マルツェミーノ 60%、スペルゴラ 20%、
カベルネ・ソーヴィニヨン20%。
糖分、酵母、保存料、着色料無添加。
ワイン造りとは別に、マルコが取り組んできたバルサミコ造り。
熟成期間の長いモノだけで造ると、美味しいけれど味が濃い、そしてどうしてもコストが高くなってしまうので、熟成期間が短い3年熟成をベースに、5年、7年をブレンドして造られるコンディメント
バルサミコ(調味用、ドレッシング代わりや、煮込みに加えるetc)。
マルツェミーノ(ブドウ品種)が多いこともあって酸が非常にまろやか、そして程よい濃度と味わいを持っています。
料理にたっぷりと使っていただきたいバルサミコです。 |
18752 |
¥2,030(税込\2,192)
本
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